AI×伝統工芸の挑戦――漆器オーダーの手戻りを減らすデザイン支援アプリ【翁知屋】

DX化&スマート地域研究科

翁知屋について

漆器業を営む翁知屋さまは、地元団体の記念品製作や岩手県知事から皇太子殿下への献上品製作、ワンピース1000回記念の作者献上品、さらには世界的デザイナー マーク ニューソン氏 デザインの日本刀の鞘制作と地元から東京、さらには世界まで幅広く活躍されています。
また、翁知屋さまは既製品の販売以外にオーダー事業をされています。オーダ事業では、お客様1人1人に合わせて時間をかけ商品を形にしていきます。その際に重要になるのがお客様と制作物のイメージを合わせることです。
こちらにかかる時間をAIとITの力を活用して短縮するためデザインアプリを開発しました。
また、それをアピールするための動画を制作提供しました。

秀衡塗 オーダーメイド漆器 うるし塗り体験 【平泉 翁知屋】総合サイト
平泉 翁知屋 明治2年創業 伝統工芸品 秀衡塗製造販売、漆芸の伝統技法や現代技術、デザインを取り入れたオーダーメイド創作品、うるしの勉強会やうるし塗り体験事業など、翁知屋総合案内サイト。

翁知屋の課題

オーダー事業では、漆の特徴説明をし要望をヒアリングしてデザイン資料やモック制作に取りかかります。
しかし、デザイン資料やモック制作をしてもお客様とイメージが合わず手戻りが発生しせっかく作成したデザイン資料やモックが無駄になることが多々あります。また、ヒアリング時にも説明に時間がかかってしまいます。

解決策

AIとITを活用したデザインアプリ
アプリに過去の制作物(材質、形、色)およびデザインを事前に登録します。
これにより、お客様は制作物とデザインを選ぶだけで独自製品を作成できます。
さらに、AIを活用して独自の商品(材質、形)を取り込み漆の色や模様をあてはめること、独自のデザインを制作物にあてはめることを実現しました。
これによりお客様と完成品のイメージを素早く合わせることができモック作成をしてもイメージが大きくずれると言う問題を軽減します。また、作成した制作物やデザインは再度アプリに取り込むことができるため、作成したデザイン資料やモックが無駄にならずにすみます。

AIの限界について

お家や様が最終的に作成するモックに比べるとAIで作成するものは、粗くデザインも今ひとつとなります。AIは60点程度の及第点のデザインを素早く出してくれるもので本格的なデザインはプロのデザイナーが仕上げていくと言うことが必要となります。

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